第8週 「」 作品数:5

+ Gordian knot / アヲイ

彼は簡単に断ち切ったという

開かない鍵

ボクは今日も開け方を探して

見つからないことを祈っている

だって何が待ってるかわからないじゃない

2005/05/15(Sun) 21:47

+ No Title / フォレスト 砂漠ヶ原漂浪記

扉一枚数センチ
あれが無いと入られぬ
奥には楽園
それとも極楽
けれども無いから入られぬ

いっそ壊そか
崩してやろか
蹴れどもアンヨが痛むばかり
周りの人も悼むばかり

たった幾寸 一歩に満たぬ
壁一枚でそちらに行けぬ
主とは世界が違かろか
蹴りを繰れども扉は開かぬ
途方にくれども鍵は無し

2005/05/14(Sat) 16:23

+ 鍵を返してから / あじへい レーザー100

大家さんに鍵を返してから僕は鍵のいらない場所にいく僕がいなくても誰もそこを気にしないし盗むものもなにもない僕の大切なコレクションもそこには持っていかない僕の大切なつながりもそこには持っていかないいい匂いがするのになんか臭くて明るくて暗い暖くて寒いそこに数冊の本だけポケットに入れて持っていく

2005/05/13(Fri) 03:31

+ 鍵かけ忘れるなよ / 右折禁止

たからばこがある!あけますか?
→はい
 いいえ

なんとたからばこはミミックだった!!

しかしミミックには鍵がかかっている!!

鍵をはずしますか?
→はい
 いいえ

しかし鍵があわない!!

2005/05/12(Thu) 00:06

+ mind_door / SPOOKIE Evening glow sky

ボクはいつも鍵を首から下げていや
両親の帰りが遅いのでボクが学校から帰ると
いつも誰もいない居間がボクを迎える
ボクの心の中の扉は隙間風でがたがたと揺れていた
そのうちボクはその扉に鍵をかけた
丈夫な鍵は滅多なことでは壊れない
時間が経ってからボクはある事に気が付いた
扉にかけた鍵を失くしてしまった
ボクは一体どんな鍵をかけたんだったか
更に月日は流れ
ボクは周囲と孤立した人間になっていた
誰にも心を開かない冷たい人間と言われた
そりゃそうさ
扉を開ける為の鍵をなくしたんだから
開けたくても開けれないんだ

ボクが失くした鍵はどこに行ったんだろう

2005/05/07(Sat) 01:49


EOF